IPOをはじめるために、まずは証券会社の口座を開設しましょう!おススメの証券会社については別の記事で詳しくご紹介します。
【証券会社の口座を開設する際の注意点】
①特定口座
- 開設申し込み時には、特定口座を開設するかどうかのチェックボックスが必ず出てきます。
- 特定口座(源泉徴収あり)に申し込むのがおススメです。
- 特定口座(源泉徴収あり)にしておけば、IPOの利益は自動的に税金が約20%引かれ、確定申告を自分でする必要がなくなります。
- 家族の扶養内の人でも、いくら利益をあげても扶養から外れてしまうこともありません。
②NISA口座
- NISA口座を開設しておけば、IPOの利益から税金を引かれずに済みます。どこか1つの証券会社でのみ開設できます。
- 証券総合口座を開設する際に同時申し込みできる証券会社が大半ですが、後からでもNISA口座の追加はいつでもできますので、じっくり検討して決めましょう。
【IPOの申込方法】
口座開設が完了したら、早速IPOに申し込んでみましょう。申し込み期間中の銘柄があれば、幹事証券から申し込みが可能になっているはずです!
証券会社によって多少異なりますが、IPOの専門ページがあったり、国内株式のコーナーの中に、IPO申し込みページがあります。申し込み可能な時期になったら、ログインして応募します。
その際に、『指値注文』『成行注文』が選べる場合は、成行注文を選択します。
指値注文で低い値段を入力してしまうと、そもそも購入することができなくなってしまいます。
指値しか選択肢のない証券会社では、必ず仮条件の最高金額を記入しましょう。(例:仮条件1400円~1600円なら、1600円を選ぶ)
株の購入の単位は100株単位になります。1500円の株であれば、当選時に(有料の証券会社の場合は抽選申し込み時から)15万円が必要になるということです。
注文方法もしくは金額を確認して入力し、取引コードを入力すると抽選の応募は完了します。
IPOの一覧ページで、ステータスが申し込み済に変わっているか確認しましょうね!
なお、応募の際は『目論見書』というPDFデータが掲載されているはずなので、必ず一度はクリックして中身を開いておきましょう。
【抽選結果の確認】
抽選日に結果が出ると、メールで結果を通知してくれる証券会社もありますが、基本は自分でログインして当落を確認することになります。
各社ログイン後のIPOのページで確認できるようになっているので、なるべく発表の当日に確認するようにしましょう。
発表の翌日からすぐ購入期間が始まりますので、当選に気づかずに購入期間が過ぎるとせっかく当選しても購入の権利を放棄してしまうことになり、もったいないですからね!
落選した場合は、、残念。上場日に初値を確認して、もし当選できていたらこれだけ利益がでたのか〜と、悔しがりましょう😭
【当選できた場合の手続き】
①購入手続き
抽選に当選しても自動的に購入が完了するわけではありません。購入期間の間にログインして、専用ページから購入手続きを必ず済ませましょう。
当選しても公募割れ(初値が公開価格を下回る=損益が出る)しそうな銘柄であれば、購入せずに権利を放棄するという方法も取れます。ただしその場合は、当選を放棄する場合のペナルティがある証券会社かどうかに注意しましょう。
IPOのサイトなどで、最新の評価を確認してから購入すると良さそうですね。
②初値売りの手続き
売り注文ができるようになるタイミングは証券会社により多少異なりますが、上場日の朝イチになったらログインして、初値で売る手続きを済ませておきます。
購入した新規上場株が、売り注文を出せる状態になっているはずです。朝に売りの注文を出しておけば、上場後に初値が付いた時点で自動的に売却が完了します。
もしも、初値が付かずに翌日に持ち越した場合は、翌日の朝にも再度売り注文の手続きが必要となります。ここまで来たら、後は初値が付くのを待つのみです。初値が公募価格を上回ったら無事利益を得られることになります🎉
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